「頭がお暇」の意味を知る

以前、タイムラインでこのポストを見て不快になったことがある。

 

 

抑うつ状態になって心療内科に通院していた頃、また家事や仕事ができるようになれるのか不安でいっぱいだったのを思い出した。

 

好きでこんな状態になったわけじゃない。なのに、なぜ「頭がお暇」だなんてバカにしたようなことを言うんだろうと不快になり、Xのフォローを解除してしまった。

 

でも最近読んだTomy先生の著書に、文字数の少ないXでは読み取れなかった「頭がお暇」の意味することが書かれていた。

 

 

目の前のことに集中せずに、気もそぞろに「何か起きたらどうしよう」と未来に頭がワープしているわけです。

「頭がお暇」の本質は「目の前のことに集中していない」ということです。

目の前のことに集中していないから、今考えても仕方のないことを考えて疲れてしまう。実際に頭が疲れてしまっていても、目の前のことで疲れているわけではない。それがどうしようもない不安につながるのです。

 

実際に先生も「何か起きたらどうしよう」という不安をよく抱えるらしく、本書ではご自身の例をあげながら、どうやって解決すればいいのか助言してくださっている。

 

先生は、そうやって不安になる人を、バカにしているわけではなかった。それを知り再び先生のXをフォローした。私は言葉の見た目や印象だけでバカにしていると決めつけ、先生のフォローを解除した自分がとても恥ずかしい。